発熱を伴う腹痛
発熱を伴う腹痛
「お腹が痛いのに加えて、熱も出てきた」「発熱と腹痛が同時に起きていて、どこに受診すればいいかわからない」――発熱と腹痛が重なった場合、お腹の中で炎症や感染が起きているサインである可能性があります。放置は禁物です。
発熱を伴う腹痛が起きる理由
人間の体は、細菌やウイルスに感染したり、臓器に炎症が生じたりすると、免疫反応の一環として発熱を起こします。腹痛と発熱が同時に現れる場合、腹腔内(お腹の中)で何らかの炎症・感染・壊死が起きている可能性が高く、早急な診断と治療が必要なケースも含まれます。
発熱を伴う腹痛の主な原因
虫垂炎(急性)
右下腹部の痛みに続いて38℃前後の発熱が現れるのが典型的なパターンです。炎症が進行すると穿孔(虫垂が破れる)し、腹膜炎を引き起こします。穿孔後は39℃を超える高熱になることもあります。
急性胆嚢炎・胆管炎
胆石が胆嚢や胆管に詰まることで起こる炎症です。右肋骨下からみぞおちにかけての痛み・発熱・黄疸(おうだん)が三つ重なるとシャルコーの三徴と呼ばれ、緊急性の高い状態を示します。
大腸憩室炎
大腸の壁にできたくぼみ(憩室)に細菌が繁殖して起きる炎症です。左下腹部の痛みと発熱が主な症状で、膿瘍や穿孔に進行すると入院・手術が必要になることがあります。
腹腔内膿瘍
お腹の中に膿がたまった状態で、手術後や穿孔性腹膜炎の後に起こることがあります。持続する発熱と腹痛が特徴です。
腸腰筋膿瘍
腸腰筋(腸と腰をつなぐ筋肉)に膿がたまる状態です。腰背部から右下腹部にかけての痛みと発熱が現れ、見逃されやすい疾患のひとつです。
発熱を伴う腹痛にCT検査が重要な理由
発熱と腹痛が同時に起きている場合、どこで炎症が起きているのか、どの程度の重症度なのかを把握することが治療方針の決定に直結します。
血液検査(白血球数・CRP)で炎症の有無は確認できますが、炎症の場所や広がりは画像検査がなければわかりません。CT検査では以下を一度に評価できます。
- 炎症の部位と広がり:どの臓器に何が起きているかの特定
- 膿瘍・液体貯留の有無:ドレナージ(排膿)が必要かどうかの判断
- 穿孔・壊死の有無:緊急手術が必要な状態かどうかの確認
- 胆石・胆管の拡張:胆道系疾患の診断
「発熱とお腹の痛みが一緒に出ている」「熱が下がらない」という方は、早めにCT検査を受けることをお勧めします。当クリニックでは受診当日の検査に対応していますので、お気軽にご相談ください。
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※予防接種の受付は診察30分前に終了します。
※内視鏡の予約および説明に受診される方は、発熱外来をさけて、午前は11:00、午後は17:30までに受付をお願いします。
※小児科は火曜午後、水曜午前午後、第1週の午前は小学生以上となります。
※業務時間内の事故や怪我は労災対応になります。その場合保険診療にはなりません。
※すべての外来診察に予約は必要ありません。(消化器科・肛門科診察には予約枠もあるので予約を取ることも可能です)
















