切れ痔

切れ痔(裂肛)

切れ痔(裂孔)便秘などによって硬くなった便を強くいきんで出すときに肛門の歯状線より外側の肛門上皮が裂けることを切れ痔(裂肛)と呼びます。
切れ痔になると排便時に激しい痛みや出血を伴います。排便時に痛みが起こるため排便を我慢していると、さらに便秘を悪化させてしまいます。

切れ痔の進行と症状

1、初期
  • 切れた後すぐに痛みや出血などの症状がおさまる
  • 治った後、再発しやすい
  • 2~3か月は軟膏による治療が必要
  • 便を少し柔らかくすると治りが早い
2、中期
  • 裂肛の周辺に小さなイボができる
  • 切れ痔を放置しているとさらに傷口が深くなっていく
3、慢性切れ痔
  • 肛門が狭窄していく
  • 手術を必要とする場合がある
4、さらに悪化する
  • 肛門が狭窄して排便がしづらくなる
  • 少しの圧(いきみ)で切れやすくなる
  • 肛門が伸びづらくなって便が細くなる

切れ痔の原因

切れ痔の主な原因は便秘による硬い便や強いいきみによるものです。
まれに体質的に肛門が狭い人の場合、切れ痔になりやすいので注意が必要です。
ダイエットによる食事制限や食事の偏り、食物繊維の不足などで便秘になって切れ痔を発症することが多く、特に女性に多い病気です。便を柔らかくするのに効果のあるお茶やサプリメント、ヨーグルトやお薬の服用を取り入れることで便秘を解消し繰り返す切れ痔を予防することが大切です。

切れ痔(裂肛)の治療法

保存的治療

切れ痔は、便秘を解消して便通をよくすることで症状の改善を図っていきます。切れ痔の患者様全体の75%の方が保存的治療で改善できます。切れ痔は、しっかりと治さないと再発しやすい病気です。処方されたお薬は、症状がおさまった後もしっかり服用を続けましょう。痛みや出血がおさまったからといって自己判断で服用を中断してしまうと再発する恐れがあります。

手術法
肛門拡張術 肛門の狭窄や緊張をほぐす肛門を広げる手術法です。
皮膚皮弁移動術 切れている部分に皮膚をかぶせて縫い付けます。
排便時の痛みがなくなり肛門を広げやすくする手術法です。
古典的治療法 切れ痔と見張りイボを一緒にとって、肛門の皮膚を再生させる手術法です。
傷が小さく、肛門機能も温存できます。

肛門科の手術について

当院の肛門科は大腸肛門のプロである大腸肛門病学会認定専門医の中でも肛門専門のカテゴリーの資格を持ったDr健が診察に当たります。

手術が必要になった際には総合高津中央病院または東京慈恵会医科大学付属第三病院にて施行させて頂きます。

>>総合高津中央病院
>>東京慈恵会医科大学付属第三病院

TEL:044-877-0608
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