背中の痛みと腹痛

背中の痛みと腹痛

「お腹が痛いのに、背中も痛い」「腰から脇腹にかけて激しい痛みが突然起きた」「みぞおちの痛みが背中に抜けるような感じがする」――腹痛と背部痛が同時に起きている場合、膵臓・腎臓・大動脈など、命に関わる臓器の疾患が原因となっている可能性があります。「腰が悪いだけだろう」と自己判断せず、早めにCT検査で原因を確認することをお勧めします。

腹痛と背中の痛みが同時に起きる主な原因

急性膵炎

最も注意が必要な疾患のひとつです。みぞおちから背中へ抜けるような強い痛みが特徴で、アルコール多飲や胆石が主な誘因です。重症化すると膵臓が壊死し、入院での集中的な治療が必要になります。CT検査で膵臓の状態と炎症の広がりを詳しく評価できます。

尿管結石

腎臓でできた石が尿管(腎臓から膀胱につながる管)に詰まることで起こります。腰から脇腹・下腹部にかけての激烈な痛みが突然起こり、「疝痛(せんつう)」と呼ばれます。冷や汗・嘔吐・血尿を伴うことも多く、CT検査で結石の位置・大きさ・尿管の閉塞状態を正確に把握できます。

腹部大動脈瘤の切迫破裂

腹部の大動脈(心臓から体の下半分に血液を送る太い血管)が膨らんでこぶ状になる病気です。通常は症状がありませんが、破裂が近づくと突然の強い腹痛・腰背部痛が現れます。破裂すると大量出血に至り、一刻を争う緊急手術が必要です。CT検査による迅速な診断が生死を左右します。

腎盂腎炎(じんうじんえん)

細菌が尿道から膀胱を経て腎臓まで上行して起こる感染症です。高熱・腰背部の叩打痛(たたくと響く痛み)・頻尿などが特徴です。CT検査で腎臓の炎症や膿瘍の有無を確認できます。

慢性膵炎

膵臓に繰り返し炎症が起きることで膵臓が徐々に線維化する病気です。食後に強まるみぞおち〜背中の痛みが特徴で、長期にわたって症状が続きます。CT検査で膵臓の石灰化・萎縮・膵管の拡張などを確認できます。

腹痛+背部痛でCT検査が重要な理由

背中の痛みを伴う腹痛は、整形外科的な腰痛との区別が難しく、見過ごされてしまうことがあります。しかし、上記のような内臓の疾患が原因の場合、適切な治療が遅れると重篤な状態になることがあります。

CT検査では、膵臓・腎臓・大動脈・尿管を一度に評価できるため、背部痛を伴う腹痛の原因特定に非常に有効です。特に尿管結石はCTで発見率が非常に高く、エコー検査よりも正確に結石の位置と大きさを把握できます。

「背中とお腹が同時に痛い」「突然激しい腰の痛みが出た」という方は、まずはCT検査を受けることをお勧めします。当クリニックでは受診当日の検査に対応しています。

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休診日:なし 年365日年中無休営業
▲:内視鏡検査・エコー検査のみ(13:00~17:00)
※診療終了の10分前までに、受付をしてください。
※予防接種の受付は診察30分前に終了します。
※内視鏡の予約および説明に受診される方は、発熱外来をさけて、午前は11:00、午後は17:30までに受付をお願いします。
※小児科は火曜午後、水曜午前午後、第1週の午前は小学生以上となります。
※業務時間内の事故や怪我は労災対応になります。その場合保険診療にはなりません。
※すべての外来診察に予約は必要ありません。(消化器科・肛門科診察には予約枠もあるので予約を取ることも可能です)

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